12/14愛月ひかるさんのカフェブレ

宙組生の愛月ひかるさんが登場です

相変わらず日曜日のカフェで読書してそうな落ち着いた大人な愛月さんです。愛月さんの言葉選びの誠実さとか、目を見て話すところとか、とても好感度高いです。

お芝居「異人たちのルネサンス」はイタリア版光源氏と捉えているそうです。東京公演からはもう少し星風まどかさんを女として多少いやらしい目で見ようと演出家さんと相談している、と微笑んでいらっしゃって、中井さんも興味津々なご様子でした。愛月さんにいやらしい目で見られたら好きって言ってしまいそう。ぜひアナザーストーリーで見たい!

ショーのお話では、和物メイクのご苦労を色々語っておられました。講習会を受けてあとは持ち帰って各自研究したそうです。私も自宅で職人仕事ですが、失敗も含めて塗料は自己負担です。タカラジェンヌのメイク代も自己投資を兼ねて自己負担なのでしょうか。でも毎日メイク代結構かさむよねー、なんて器の小さいことを思ってしまいました。

 

芹香斗亜さん、12/7のカフェブレ

宙組カフェブレ斬り込み隊長は芹香斗亜さんです。

芹香さんと言うお名前は素敵ですね。春の瑞々しいセリの香りが再生されます。ご自身かご家族のどなたかセリがお好きなのでしょうか。セリカという響きは欧米の名前にもありそうで海外公演もバッチコイでしょう。

これだけは譲れないこと、はズバリ「ないです」。なんと懐深く柔軟な姿勢でしょうか。どんな困難でもしなやかに対応していかれそうです。今回芹香さんが演じるロレンツォというお役はありとあらゆるすべてを支配したい人、ということだそうですが、芹香さんとは圧倒的に対極ではないですかー。すごい振れ幅です。

暁千星さんと美園さくらさんが芹香さんをプロデュースするお題は「失敗した部下に上司としてカバーする」でした。以前、ありちゃんが怒る場面をお題に出されて「そんなこともできないのかよ」とドSに言い放ってたのを思い出しました。ここでも芹香さんは「失敗は誰にでもある」とやはり懐深く受け入れる上司でした。すごくまじめな芹香さんです。芹香さんに「なにやってんだよ」とドSに突き放されて、その後「ま、次頑張ろうな」と懐深いセリフを言われてみたいと思ってしまった私はドMでしょうか。

 

フランツ美弥さま、カフェブレに降臨

フランツ美弥るりかさまがカフェブレに降臨です。

美弥さま、日々皇帝という立場にあって、穏やかで落ち着いた崇高さに更に磨きがかかって悟りを開いた境地のよう。

日々浮足立っている私は美弥さまのように泰然と構えていたい。

ジェンヌがプロデュースするコーナーでは、聖乃あすかさんと舞空瞳さんが美弥さまに「流し目を見せてください」とお願いしていました。お二人にとって美弥さまは雲の上の人のような存在なのではないでしょうか?

そんなお二人に美弥さまは「流し目を観たいと言ってくださってありがとうございます」と皇帝でありながらどこまでも控えめで自然な謙虚さ。まさにロイヤル美弥さまでした。

NHKBSで月組公演観た感想

話題になっていた月組公演カンパニーとBaddy観ました。どちらも宝塚っぽくなくて楽しかったです!

カンパニーは演劇集団キャラメルボックスでやってそうなお話でした。暁千星さんの声のトーンがいかにもキャラメルの演出家さん好みな感じで、すぐにでも客演できそう。

珠城りょうさんのトップ感薄めだったなー役の影響もあるのかなー。あと美弥さんの声はお芝居の役にもあってたし、よく通っていいなー。そして憧花ゆりのさん、存在感ハンパないー

 

ショーの珠城りょうさんはダンスの手首から先がすごく色っぽいと思いました。若いうちのトップ抜擢で色々言われたけど、若さと持ち前の健康さと丈夫さを生かしてガンガン歌って踊ってリフトして、誰にも文句言わせねーって心意気を感じました。

愛希れいかさんは準トップみたいな役柄で、特に青い羽背負った怒りのダンスは娘役っぽい可憐さ皆無でかっこよかったです。睨み合いながらのデュエットダンスって初めて観ました。このトップコンビ、寄り添って微笑み合うよりも、火花散らして魂がぶつかり合ってるほうがエロスを感じます…珠城りょうさんのもっともっとエロくて狡猾な一面を観てみたい!と思ってしまった私はゲスでしょうか…

 

聖乃あすかさん&舞空瞳さんのカフェブレ、マイティP登場

新人公演主演コンビのカフェブレです。

聖乃あすかさん、名前とお顔が恥ずかしながら初めて繋がりましたが、何だか菩薩様のような穏やかな御尊顔でいらっしゃいます。舞空瞳さんはすごくきりりと目力感じる、仕事が早い女上司みたいな印象で、パッと見対照的なコンビです。

ジェンヌプロデュースは、水美舞斗さまより「デート中、肌寒くなった彼女をそっと抱きしめる」というシチュエーションのご指定でした。舞空瞳さんは聖乃あすかさんに背を向けて、はーっと吐息で手を温めていたりして、彼氏に心配かけまいとする乙女心を演じる心意気を感じます。演技派だー。そして背中から抱きしめる菩薩様。後光がさしてます。

そういえば水美舞斗さま、先日のカフェブレでの質問の「これだけは譲れないこと」では、「台本を最初に読み合わせたときに感じた気持ち」とおっしゃっていました。演出家が灰皿投げようが、脚本家が無理通してこようが、自分の感覚を信じるということでしょうか。マイティの舞台人スピリッツをまた垣間見た気がしました。

鳳月杏さんのカフェブレ 話したい人は松倉勝家

久々にカフェブレ・レビューです。

鳳月杏さんが悪役を語っておられました。松倉勝家という役は理由なく悪、徹底して悪なのだそうです。そのくせ持ち歌があっていつも3人でつるんでいてエンターテイメント的な要素もあり、鳳月さんはディズニーの悪役をイメージしているそう。なんて聞いちゃったらもう松倉勝家、フック船長にしか見えない・・・

悪役トリオについて興味深かったのは、三人で特に役作りの打ち合わせはしなかった、天真さん、冴月さん、それぞれキャリアと持ち味があるから(それを大事にした)・・・というところで、お互いにすごくリスペクトしているんだなーと思いました。

最近ハマっているものはヘアカラー?ピンクシャンプーとかおっしゃってましたが、おしゃれな響きです。鳳月さんの髪の色、グレーのような栗色のような、難易度高そうなお色でしたが、とてもお似合いでした。

 

鍾繇の臨書、薦季直表

ご無沙汰している間にちゃぴさんは大劇場無事卒業なさいました…お疲れさまでした!

 

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鍾繇の臨書は先週“力名表”で終わりました。これは“薦季直表”です。ちょっと丸文字ぽくて朴訥な見た目がどストライクです。皇帝宛の推薦状だそうですが、皇帝に丸文字ってちょっとどうなの?臨書するとその字の小ささに首すじが攣るわ攣るわ。見た目素朴でかわいいけどなかなかロックでハードな書でした。

 

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