「宙組FLYING SAPAにかける想い」を観た…その2

BS-TBSの番組の前半はトップコンビのデートに密着みたいな感じでしたが、後半は、この公演の演出家上田久美子さんと、音楽担当の三宅純さんの対談でした。正直特に興味なかったけど、終わってみればデート密着より印象深かったです。

特に上田久美子先生がこの物語の背景の設定について、

10年位前スマホが普及しだしたころ、みんながそれをもって波に乗っていかないと世の中に取り残されるんじゃないか、と強制的に参加させられていく、もつと怖いのはみんながそれを無自覚で乗っかってってる、そんなもやもやした気持ち悪い世界

と解説していましたが、自分にも思い当たる節がありました。また三宅純さんの

監視されているようなものだし志向性が吸い上げられている危機感を感じる

とおっしゃったところもまた引っかかりました。

自分を省みると、スマホでヤフコメ読んで自分の感覚と世間の意見との答え合わせに没頭して気づけばいつのまにか何時間も費やしてる。ただ「だよねーっ」て共感したいだけで。

でももしかしたら無意識のうちに自分の考えを見えない何かに統一されたがって安心したいのかも。

なので、ボーっとBSとかで昔のミステリーセレクションとか観ていてはいけないと思う。思考して言葉を組み立てることを怠ってては呆けてしまう。だからできるだけブログも更新します!

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村