待ちに待ったスカステ無料の4日間、録画予定になかったことばの泉という番組がとても興味深かったです。
宝塚で上演された作品を、現役のジェンヌさんが朗読するというもの。この時は28年前に杜けあきさんが主演した「忠臣蔵」を月組の7人が分割画面の中で朗読してました。
挿し絵的に背景が変わりながら役者がこっち向いて喋ってる感じ、何か既視感あると思ったら、NHK_Eテレの子供向けおとぎ話「おはなしのくに」にそっくり！と気がつきました。
中でもおおっと思ったのは千海華蘭さん。一路真輝さんが演じた浅野内匠頭の役ですが初々しく、生真面目で世渡りの危うさ拙さが千海さんの表情や口調からビンビン伝わります。大変失礼ながら、この方下級生なのにいつも役付き良くて名前の字幕も出てなぜなの？と最近まで思ってました。真風涼帆さん、鳳月杏さんと同期なんですねー！もはや奇跡、後光が差して観音様に見えました（合掌）もちろんセリフの言い回しもきっちり型をおさえて、そうそう、こんな抑揚で聞きたいのー！という充足感ばっちり。ありがたやー（合掌2回目）加えて台本を暗記していらっしゃるのか視線も落とさず、視聴者を直視して語りかけるそのほとばしるプロ根性、また追いかけたいジェンヌさんが1人増えました。
