タイトルの字面だけで何となく、流流→激流→激動!を連想してました(←短慮)
すごい激動の時代を生き抜いた話、みたいに思い込んで見始めましたが、想像超えてチャラい盛楚慕役のシューカイさんに戸惑いを隠せません。『瓔珞』で一度も表情が崩れなかった真面目一辺倒の「傅恒」と同じ人と思えません。
そしてヒロインは賢く漢気のある骨太な女子と思いきや、そんなタラシなシューカイさんを好ましく思うという・・・蓼食う虫も好き好き?
今のところ主人公カップルが思いを伝えたのに、紆余曲折あって別れ別れになっているところです。
この数週間、連日のように陰謀と女の情念がドロドロと渦巻きぶつかり合う『宮廷の諍い女』DVDで人間の残酷さ・おぞましさをお腹いっぱい見てきたので、対照的に何となくすべてがメルヘンチックに見えてしまいます。ジャンルが違うのだからそこは比べるものではないのだけど。
とはいえ、やはりイケメンが複数人いるというのはワクワクします。全体的に色彩が落ち着いていて、ヒロインのお屋敷なんか「星野リゾート?」(←行ったことないけど)みたいな魅力的な内観だし、衣装も抑えた色味で安っぽくなくセンスいいと思うし、装丁や挿絵が美しいおとぎ話、みたいな感じで穏やかな気持ちで見られそう。
今後シリアス展開もあるのでしょうか。