黄庭堅を臨書しています。
以前松風閣を臨書して、好きだなーと思いました。
李白憶旧遊詩巻はなんかのびのびしていて書いていてどこに向かうかわからない感じが好きです。
黄庭堅が生きていた時代は1045年~1105年とのことで、日本はちょうど平安時代の後半の頃です。
中国は宋の時代で、黄庭堅は師の蘇軾、米帝とともに宋の三大家の一人に数えられています。
いろいろ検索していたら、スマホゲームからこんな黄庭堅も出てきた。
【従者紹介】
黄庭堅
中国北宋時代の文学者、書家。「北宋四大家」の一人として讃えられる。スキルは敵の増益状態を解除できる、そして天賦はターン開始の時、確率でランダムの敵を沈黙状態にすることが可能。
#たばひめ #謀りの姫
スキルはともかく紹介文は正しい気がする・・・
どうして猫を抱いているのか、猫が好きだったのか?と不思議に思い、さらに「黄庭堅 猫」で検索してみると、
乞猫 <黄庭堅>
秋来鼠輩欺猫死 秋来 鼠輩(そはい) 猫の死せるを欺(あなど)り
窺甕翻盆攪夜眠 甕を窺い 盆を翻し 夜眠を攪(みだ)す
聞道貍奴将数子 聞道(きくな)らく 貍奴(りど) 数子を将(ひき)ゆと
買魚穿柳聘銜蝉 魚を買い 柳に穿ちて 銜蝉(かんせん)を聘(へい)ぜん
【荒井 建 注 「岩波書店 中国詩人選集二集」より】
黄庭堅が書いた詩に猫が登場していたー!
意味は、「飼い猫が死んでネズミがのさばってうるさい、お宅で生まれた猫を一匹くださいな」(意訳)だそうです。
スマホゲーム・・・小道具が奥深すぎるぞ!!!恐るべし、謀りの姫!(今まで知らなかったけど)