『宮廷の諍い女』見終わりました

全76話、ドロドロエピソード満載で面白かったです。

 

が、いかんせん、イケメンが圧倒的に少ない…。ほぼ出ずっぱりの皇帝が(おそらく今の自分と同年代だけど)おいちゃんなのでトキメキもなく、特に後半、鬼畜な展開も相まって顔見るたびに腹立たしく、「なにゆえこの人?」とキャスティングした人を問いただしたい気持ちになってしまいました。最後憎まれ役ということでの差配だったのでしょうか。

一方、莞妃改め熹貴妃はどこ切り取っても美しく目の保養になりました。初々しい可愛らしさの残る前半も良かったですが、終盤の絢爛な衣装に負けない威厳に満ちた冷徹な美しさなど、国が傾くっていうのも頷けます。ゴージャスといえば武則天を演じたファンビンビンと思っていたけど、私の心のランキングで孫儷さんも一気に急上昇です。

「女は無知であることが徳だ」とか、「私めはもう薬漬け」など、生々しい衝撃的なセリフも散りばめられ、2011年はモラル遵守も多少緩くてフリーダムだったのねと思いました。

それにしても耐えて忍んで細くも一日でも長く続けることが最大の勝利であるという、後宮ドラマに共通するこの教訓は、世知辛い現代にも当てはまるのではないでしょうか。

あとつい気持ちが先走って余計なことを言わないよう、人の話をよくよく聞いてからおっとりとしゃべることを肝に銘じようと思いました。職場はわりと女性比率が高いので、このドラマはとても参考になり見てよかったです。

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