『大唐流流』見終わりました

『大唐流流』全55話、登場する人老若男女問わずカッコいい人が多くて毎日胸躍らせて見てました。

胸躍らせてはいたけれど、じゃあ内容はどうだった?と振り返ると色々なことが起こりすぎてエピソード数が私の許容量を超え、頭の中で散らかったままブログもまとまらず(記憶も飛ぶ飛ぶ)、正直あまり心に残ってません・・・

 

一体何のドラマだったのか・・・

サブタイトルが「宮廷を支えた若き女官」だったのでお仕事ドラマ?とまず受け取りました。

あとLaLaTVの『大唐流流』の紹介ナレーションに「宮廷ラブロマンス」とあったので、ラブしながらお仕事するドラマ、という心づもりで視聴し始めました。

ヒロイン傅柔(李一桐さん演)は皇宮に在籍する人々を陰に日向に助け、皆さんの心を善いほうへ導いていくアドバイザー的な立場で信頼を得、最終的には大奥総取締役みたいな地位に昇りつめました。確かに宮廷を支えてたよ・・・と納得しました。最初に想像していたよりかなり出世してびっくりしました。

そしてラブの方も、ヒロイン傅柔とシューカイさん演じる盛楚慕のカップルは私の中国ドラマ視聴史上NO.1にグッときて、お互い傷つけ合いながらも陰で相手を気遣う姿に身悶えしながら見てました。

並行して視聴していた『琅琊榜弐』でも次男坊とDr.林さんカップルが恋を成就させましたが、こちらのカップルについては自分、至って平常脈拍で視聴してました・・・結局次男坊もDr.林も真面目過ぎてエロさを感じられなかったのがその違いの理由ではないかと自己分析しています。

 

一番尺が長かったのは世継ぎをめぐる争い?

このドラマで一番多くの時間をかけていたのは、主人公のラブでもお仕事の話でもなく、宮廷のいざこざシーンだったのではないでしょうか。次から次へと様々な宮廷メンバーが波風立てて、徒党を組んだり裏切ったり疑ったり謀ったり・・・(←途中で危うく寝落ち)

唐の時代って一番文化が繫栄して安定していた、みたいに記憶してたんですが、外的に安定すると内部が揉めるのでしょうか。

そう考えると当初まったく意味不明だった『大唐流流』という和名タイトルも、「唐の時代にあれやこれや起こって流れ流れて皇太子決まったよ」みたいな解釈ができて、思いがけず納得です。

 

印象に残った役者さん

陸雲戟役の人、小林稔侍さんに似ているとずっと気になってました。皇帝を欺こうという芝居がくさくて胡散臭い感じがよく出てると思いました。本当に姑息でムカつくと感じたので、うまい役者さんなんだと思います(何様)

 

まとめ

『瓔珞』のモットーは「善良であることよりも保身を」でしたが、『大唐流流』のヒロイン傅柔は知恵と知識と法律をフル活用しつつ正しく善良に立ち向かいます。やられたらやり返す陰謀と策略の中国史劇ドラマの中では異色・・・と思いました。

『瓔珞』みたいに報復して短いスパンでスッキリ!という快感もいいですが、悪人にも善良に対処して心のベクトルをちょっと変えてあげて長いスパンで結実する傅柔のスタイルも、このタイパコスパのご時世には逆行するけれど、私は支持したいと思いました。

とかなんとか偉そうに言いつつも結局一番盛り上がったのはシューカイさんがヒロインを押し倒すシーンですねー。表情が崩れるところを見たい!と『瓔珞』で熱望した私ですが、念願叶って大満足です。

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