『俗女養成記2』見終わりました

俗女養成記シーズン2、見終わりました。ラスト、何回見ても私は泣くと思います。良かったです。

 

都会で稼いでいた女性が田舎に帰って地元で幸せを掴む、というあらすじですが、とにかくヒロイン(41)がすごくやさぐれてもがいて色々うまくいかないのです。「同調圧力?何それ」みたいな開き直りっぷり脱力っぷりが等身大で、私の感性にはものすごくしっくりきて羨ましく、素なのか演技なのか分からなくなるくらい自然でよかったです(非の打ち所がないヒロインは眩しくて直視できないおばさんです…)

シーズン2も、子供時代と大人時代が交互に描かれる、というのは変わらずですが、1のゆったりしたテンポに比べると、2は人生のイベントが続く大人時代がより濃く描かれ、また登場人物がそれぞれ様々な決断をするので展開がよりドラマティックでした。

しかし特筆すべきは、役者さんが老若男女どの方をとってもコメディに長けていたことでしょうか。間の取り方が絶妙だったのが私的にすごく好印象、高評価です(喜劇は悲劇より演じるのが難しい)。特にラスト、号泣シーンからのブラックユーモアで泣き笑いさせて緊張を緩和して締めくくるというこの演出の妙、憎いですねー

加えて、イケメンとか美女とかの概念を超越して皆さん個性的というか一度見たら忘れられない顔揃いで、どの方も表情がとても魅力的でした。

そしてそして、台湾のドラマなので男同士のキスも当然ためらいなく存在してて、大陸との厳然たる圧倒的な差異を目の当たりにしました。ビバ台湾。(注※ドラマの主眼はソレではないので脇エピソード的な扱い)

というわけで元気貰えるし後味もよいし台湾語がこんなにふんだんに飛び交うドラマなんてあまりないかと思うし(知らないだけかも)、録画は消さずに取っておきたいと思います。

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