『黒豊と白夕』見終わりました

ひたすら楊洋さんはじめイケメンのご尊顔に溺れて終わりました。

江湖をググってみた

登場するたび私を悩ませる「江湖」というワードが頻出するドラマでした。

「江湖」って、修練する人たちのなにか特殊な聖域、みたいに勝手にイメージしてましたが、ググってみると、世間・民間・朝廷以外、と意外と射程の広い概念でもあるようです。

江湖(ごうこ、こうこ)は、江西省湖南省、あるいは大きな江(川)と湖(狭義ではその代表たる長江洞庭湖)の併称で、転じて官に対する民間、世間一般を指す言葉。次の2つの分野によって用法が異なる。

  1. 禅宗用語 - 夏安居の別称
  2. 中国文学用語 - 武俠小説において、その特定世界を指す

中国文学用語としての江湖
中国の大衆小説の中で大きな位置を占める武俠小説の中において、武術を身につけて結束、団体化した人々が所属する一般社会とは異なる特殊な社会のこと。…中略… 俠義を尊ぶ気風や、官に対する反撥、無法性といった要素を加味して、半ば架空の世界を造り上げている。

広義に解釈すると私も一介の江湖の人間と言えなくもないわけで・・・なんていい気になってたらどこかの機関から怒られそうです。

 

印象的だったシーン

つくづくイケメン・・・と恍惚として見ていたけれど、豊蘭息が死にはしないけど力を奪われる酒を飲まされて、丸くなって横たわっているシーンで、私の母性が暴走、平常心を失いました・・・(←オカン目線?)投獄されたイケメンとはまたちょっと違った趣きです。

ここのグッときたポイントは、自分の意志ではなく外的圧力で身を削る試練を強要されたイケメン、というところでしょうか。ラストで自らの意志で寿命を削る、というシーンはここほど心震えなかった、ドMな私です・・・

 

少し物足りなかったシーン

白風夕の本当の身分が黒豊息にバレるシーン、というのを心底楽しみにしていましたが、いざ身バレしてみると、本当の身分も白風夕が今まで自分を欺いてきたことも、黒豊息は物分かりよくあっさり受け入れて「それでいいのかい?」と肩すかし・・・もしかしてLaLaTVカットしてないか?という疑惑すら浮上する始末です。

はたまた、実は知っていたけど知らないふりをしていた、という可能性もあるけれど、白風夕とアイコンタクト取る白風夕の兄に、黒豊息が不快なガン飛ばしていた事実を鑑みるに、かなり終盤までほんとに気づいてなかったんでしょう。

私が黒豊息なら「こちらの方が余裕ある立場だと思って色々一門の面倒見たり差し入れしてきたのに 、自分も姫かよ!」(←器ちっさい)とか「10年来のライバル同士と自負してきたのに心の底では嘲笑ってたのか!」(←被害妄想)で1週間は口きかないでしょう。拗らせてめんどくさい黒豊息が巻き起こすひと悶着、そしてなだめる鐘離を見てみたい。

 

・・・と、ピンポイントな感想ばかりですが、最後まで楽しく視聴しました。科挙の不正とか洞窟の謎解きとか、どこかで見たような…?という場面もなきにしもあらずだったけど、ヤン・ヤンさんの顔面ですべてをねじ伏せるというか黙らせるというか・・・値千金、と思いました。願わくば極悪のヤン・ヤンさんとかチャラいヤン・ヤンさんとか見たいです。

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