『夢華録』見終わりました

ずっと余韻に浸っていたいドラマでした。

 

影響を受けやすい私、ヒロインたちの気概、志に勇気をもらって、自分も何か成し得ることができるような万能感というか、自分もなんかお店開けるんじゃないか、みたいな・・・非常に気が大きくなっています。

この根拠のない勇気、そして美しい余韻を壊したくなく、次のドラマへなかなか移行できなさそうで、『琅琊榜』の直後と同じ感覚です。

 

心に残ったセリフ二点

1.「本当に卑しいのは色に頼ること、私たちには才能がある。胸を張り堂々と生きるのよ」(第20話)

良民か賎民かにこだわり、迷走してもがいていた琵琶の名手宋引章に、すでに名を上げ売れっ子の歌姫張好好が放ったセリフです。ずっと枠に囚われていた宋引章にとってはこれまで出会ったことのない革新的な価値観で、ビビビッと雷に打たれたというシーンで、自分も書道頑張ろう、と思いました。

2.「人には両面がある」(第22話)

端的に言えば人にはいい面と悪い面があるよ、ということで、いい人と思っていた人の良くない面を見ても過大なダメージを受ける必要はないし、よくない第一印象だったとしてもいい面に気づく日もある。何でも許せ、ということではないが、振り回される必要もない、と私なり解釈しました。何だか気が楽になる言葉だと思いました(個人の感想です)

 

身分格差への向き合い方

元賎民という身分ゆえ盼児たちは不条理な目に合ったり、耐えがたい扱いを受けたりしますが、良民に選ばれるとか昇格することが最終目標、ではなく、そういう枠組みを取っ払いたい、というところに盼児の志の高さというか度量の大きさを感じて、盼児、やはり凡人とは土俵が違う・・・と思いました。

個人的には、あんな星野リゾートみたいな邸宅に低賃料で住めて何不自由なく暮らしていたら、良民とかどうでもよくなるし希望も生まれやすいんでは?と思うけど、まあ星野リゾートとて盼児の人脈・人柄の賜物だし、縁は大切にしようと思いました。

PVアクセスランキング にほんブログ村