名前がかっこいい、と思い録画しました。
舞台が周と斉、と聞いてすっかり始皇帝あたりの春秋戦国時代と思い込んでました(画質も相まって)。ヒロインが項羽と劉邦に言及した場面で「それはもっと後の時代でしょうよ」とか、「この時代にまだ楷書は生まれていない」とか、よその国の勘違いおばさんがよその国のドラマに誤ったいちゃもんつけるという、恥知らずな自爆・・・反省。
周は周でも『蘭陵王』の周はA.D.500年前後の南北朝時代の北周のことで間違えやすいそうです。
南北朝と言えば『鶴唳華亭』で、それはそれで本当に同時代の話なの??とまたよその国のドラマに対して疑念がムクムクと…(←反省していない)
色々ツッコミ入れたいところ
- 蘭陵王には「美貌が過ぎるので兵士の士気が下がることを恐れて仮面をつけて戦った」という伝説があるそうですが、ウィリアム・フォンさんは男性フェロモンがダダ洩れていて仮面の必要はないだろう、という印象でした。
- 周の皇帝が唐沢寿明にしか見えないです。ちょくちょく集中力を削がれます。財前教授ですか?みたいな・・・太陽に手をかざすシーンまであって、これはもう唐沢寿明さんへのリスペクトに違いない。
中盤までの感想
2013年制作ということで、やはり画面全体に時代を感じるというかドーラン濃くない?みたいな印象です。
お話のあらすじとしては中盤まではヒロイン雪舞の知恵と勇気の痛快さと、歌のおねえさんみたいな子どもあしらいのナチュラルさが心地よく、のめり込みました。
中盤から昼メロの様相を呈してきて・・・嫌いじゃないけどメンタルが安定していないとどんどん気力を吸い取られそうです。