呉 昌碩の臨石鼓文四屛を臨書しています。
呉 昌碩は1844年9月12日生 - 1927年11月29日没とのことで、長い書の歴史の中では思いの外最近の方です。私と同じ、20世紀を生きた人ではないですかー
で、呉昌碩が臨書した「石鼓文」というものを調べてみると、
唐初期に鳳翔府天興県三疇原(現在の陝西省宝鶏市鳳翔県)で出土した10基の花崗岩の石碑、またはそれに刻まれた文字をいう。現存する中国の石刻文字資料としては最古のもので、出土した当時から珍重され、現在は北京故宮博物院に展示されている
非常に古い文字資料であることがわかります。
これがいつ刻まれたのか?については戦国時代の秦が有力だそう。
え?秦?
それってキングダムの時代? ってことは山﨑賢人?!
https://www.cinematoday.jp/movie/T0023513
俄然やる気が出てくるじゃないですかー!
つまり要約すると、
「山﨑賢人扮するキングダムの信が暴れまわってた頃の紀元前に刻まれた石鼓文を20世紀の文人、呉昌碩が臨書してそれを21世紀に臨書する私は山﨑賢人が好き」
という輪廻のような状況なのです。エクセレント…(ケイゾク柴田純風に)
山﨑賢人が戦ってる側で石に文字を刻む職人になった妄想しながら乗り切ります。