西狭頌を臨書するので色々調べてみた②

西狭頌は甘粛省武都郡の太守であった李翕(りきゅう)の功績を讃えた頌文ですが、「李翕」でググると台湾の故宮博物館がヒットしました!

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台湾では李翕碑、という呼称がポピュラーなのでしょうか。拓本が展示されていたようです。今年の4月~6月に開催されていた特別展とのことですが、まさに世界的に渡航禁止期間で、実に残念。もしかして過去に日本の博物館にも来てたりしたのだろうか?

故宮博物館といえば、2年前に台北を訪れた際、免税店で故宮博物館プロデュース?のマスキングテープに一目惚れして買い込みました。筆文字というのもいいし、色遣いがシンプルモダンでかっこいい。

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「朕知道了」という筆文字がひたすら続くテープです。朕というのは皇帝の自称で、知道了は「了解した」「わかった」という意味です。つまり家臣が皇帝に何か報告して、それに対して「よきにはからえ(意訳)」て感じで皇帝が返した言葉ではないかと推測します。

また台湾に行けたら、次はちゃんと故宮博物館を訪問して書道コーナー見ます。書道の神様に誓って書道コーナー飛ばして豚の角煮とか白菜とか見に行ったりしません。

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