映画『唐人街探偵2 NEWYORK MISSION』見ました

ザッピングしてたら妻夫木聡とリウ・ハオランが会話してる?!というにわかに状況が飲み込めないシーンが目に飛び込んできました。

toujingai-nyc-movie.com

中国人の探偵コンビが主役で、多国籍の個性豊かな探偵たちが加わって事件を解明していくシリーズものだそうです。第1弾は2015年公開で舞台はタイ、第2弾が2018年公開、ニューヨークが舞台です。

たまたまCSで第2弾をやっていたのを今回見ました。1は未見でしたが大丈夫でした。

5年も前の映画で・・・今さら?って感じですが、面白かったので感想書きたいと思います。

 

ジャンルは?

コメディ強めの猟奇ミステリーでしょうか。犯行の手法にトムハンクスの『天使と悪魔』を思い出しました。猟奇と言ってもショッキングな映像はなく、8割がたコメディかドタバタアクションな印象です。

 

興味深かったところ

あのリウハオランが「半裸」「女装」「ダンシング」

『琅琊榜弐』で無邪気な次男坊「蕭平旌」を演じたリウ・ハオランが主役コンビの一人です。端正なお顔でいつもサイダーみたいに爽やかな印象ですが、この映画ではニューヨークの街中を半裸で胸筋見せつけ爆走し、黒髪ボブの看護師に変装して美脚を見せつけ腰振って踊るという、本筋には全く関係ないけどコメディパートでとっても爪痕残した感があります。

『カンフー』に出演していた元華さん、ご健在

2004年の周星馳の映画『カンフー』で、長屋の主人を演じた役者さん(元華さん)が、カンフーの師匠役で出てました。お年召されたけどキレッキレな中国拳法が健在で感慨深かったです。

f:id:jiamiao:20230503224840j:image

 

感想

視聴のきっかけになった妻夫木聡さんは序盤でフェードアウトしてしまいました。第3弾でまた活躍するようです。

表面的に一件落着したあとからまた真相が深まるという・・・最後まで目が離せません。

途中で不意に流れる歌謡曲がド直球でツボりました。台湾の歌手が歌う「粉紅色的回憶」という歌謡曲だそうです。台北の公園で大音量でダンスする集団とか夜市の雑踏など脳裏によみがえりました。(↓サムネイルのクセが強い・・・)

www.youtube.com

 

ポップで雑多でクレイジーアメリカンムードの中、カンフーありカーチェイスあり、道教あり脱獄あり、と米中カルチャーがごちゃ混ぜになって、さらにエンディングは米中一堂に会してlet'sダンシング!でとてもハッピーな気分になりました。

当時の制作者はそんな意図込めてないでしょうが、2023年現在の台湾情勢を鑑みるに、この映画のラストのハッピーな世界観に希望を託したい、と柄にもなく真面目にまとめてみました。

 

PVアクセスランキング にほんブログ村