『烈火士官学校』見終わりました

シューカイさんのフェロモンの凄まじい威力に眩暈がしました。

登場したらもれなくきっちりエロティシズムをお届けします、てな感じでフェロモンにあてられたのか、更年期症状なのか・・・くらくら来ました。もうお習字なんてどうでもいいやー(←嘘です)

 

ドラマのジャンルは?

若者の成長を描く「青春群像劇」でしょうか。歴史的な背景を軸にエピソードに厚みを持たせ、性別詐称が巻き起こす騒動をコメディに仕立て、同時にBLタブーのキワを攻め、男女のラブもきっちり成立という、設定がとても練られたドラマだと思いました。(何様)

 

軽蔑の眼差しに感じるエクスタシー

ドラマは終始「日本=敵」というステレオタイプな描写で単純化して、分かりやすいっちゃー分かりやすかったです。

となると軍人学校なので当然シューカイさんが「日本人の仕業か!」みたいなセリフを言ってきて、日本人としては非常にやるせなく切ない・・・と同時にその美しい軽蔑の眼差しにゾクゾクしました(←シューカイさん限定)。

中でも「織田あきえ」という日本人女ボスは、シューカイさんはじめイケメンたちの軽蔑の眼差しを一身に受けながらも常に冷徹な態度を貫いていましたが、密かにエクスタシーを感じていたに違いない、と不埒なわたくし思います。

 

歴史はやっぱり押さえておきたい

日本人の描き方に少なからず疑問は残るものの、ドラマに出てきた日本の要求に反発する学生たちという描写など、ノンフィクション?と推測される部分もありました。「トライの無料オンライン世界史B」できちんと勉強しなおしたいと思いました。

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まとめの感想

最後は予定調和的にカップルが収まるところに収まって、また何人かの学生が今度は士官学校の教官として新しい学生たちの前に立つ、というラストで希望のあるものでした。イケメンはもちろん、私の視聴歴史上5本の指に入りそうなイケオジにも出会えたし、コメディありシリアスあり、戦闘ありラブありと散らかりそうながらも学生たちの絆でまとめ上げ、オチも分かりやすくよかったです。

近代への過渡期を描いたこのドラマを見終わって、ここに至るまでには中国人の血で血を洗う戦いの歴史があって、たくさんの徳のある人が現れて、たくさんの皇帝も存在したんだなー、と、これまで見た中国史劇を振り返り、なんか壮大なバックグラウンドに基づいた確固たる自信を漠然と感じてしまいました。

ニュースで見る中国外務省報道官の態度のデカさはいつも鼻につくけど、その余裕分からんでもない、やっぱり中国の歴史ハンパねー、と思いました。

 

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