白牡丹→ワンイーボー?で扉が開いた短歌や俳句の世界

短歌や俳句にはこれまでさして興味を持っていませんでした。プレバトの俳句ランキングを見るくらい?

それが、書道教室で「かな大字書き」の課題になっていたこの句に出会って、バチッと稲妻が走りました。

「白牡丹といふといへども紅ほのか」高浜虚子f:id:jiamiao:20220327152953j:image

これまでの自分であれば、「白い牡丹にちょっとピンクっぽいところがあったのね」で特別心が震えることもなくフラットなまま終わったと思うのですが、白牡丹?→「ワンイーボー」?と重ねてしまった途端、見える景色がガラリと変わってしまいました。金髪のワンイーボーさんがあどけなく頬を染めて照れている映像が、そして全身真っ白な装束の藍湛が微かに笑みを浮かべている映像が、鮮やかに見えてしまった・・・

注:ワンイーボーさんとはドラマ陳情令に出演されていた役者さんで、あだ名が「白牡丹」です。陳情令では「藍湛」役でほぼ白装束でした。詳しくはこちら↓

ja.wikipedia.org

最初はドラマで知って、「少年隊の東山さんの若いころに横顔が似てる」くらいの興味しかなかったのですが、気づけばスマホのアルバムは子どもの写真がワンイーボーさんにすっかり埋もれている始末。あいよー

高浜虚子が人を白牡丹に喩えて詠んだのか、純粋に花を見て詠んだのかは分かりませんが、これ人に喩えたら、清廉高貴な女性がちょっと頬を染めて恥じらっているとか、ちょっと恋に目覚めて色ついているような、絶妙なラインで官能的な句ではないでしょうか。こうなると妄想が膨らんでお習字どころではなく動悸を抑えながら墨を摺るのが精一杯(救心必須)

そうして色々俳句や短歌を検索したところ、妄想全開なすばらしき世界が広がっていることにこの年になってようやく気が付いたのでした・・・ということで、妄想臨書に加え、妄想かな書も練習していきたいと思います。

 

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