陳情令最終話を見終わって

アジドラ版陳情令全50話見終わってしまいました。40話台に入ってからは、あと何話かー、ロスになりそう、と気分も落ちがちでした。でも最終話でなんか色々モヤモヤしてしまった…

一つ目のモヤモヤは魏無羨と藍忘機の山頂での今生の別れみたいな場面、中国広いしこの時代スマホもないし二度と会えない覚悟で別れるのね、藍忘機は地元あるからいいけど魏無羨は放浪するのかー、寂し過ぎ、蓮花塢には遠慮して行けないの?と心臓をわし掴まれるように切なかった。二人の別れより魏無羨が放浪して一人身も心も凍える現実の方が辛い…とオカン目線で憂いていたら二人あっさり再会したー!今生の別れ何だったのさー。

どのみち再会するなら、私が魏無羨に提案したいライフスタイルは「フーテンの寅さん」です。たまに帰ってきて騒動起こしてまた旅に出る、この適度な距離感。物理的な距離は精神衛生上必須、と思ってしまうのは私がもう純なお年頃ではないからでしょう。

 

もう一つのモヤモヤは聶宗主の落とし前がイマイチついてないこと。色々回収されていない謎、聶宗主の仕業と匂わせてといて「でも藍湛、今となってはどうでもよくないか」って魏無羨言っちゃった!いやいやよくないでしょうよ。

(ここから潤色→)そんな二人を扇の陰から見つめる聶宗主は回想します。復讐を誓い魏無羨の復活を企んだ聶宗主、密かに莫家を訪れ復活を見届けると、不敵な笑みを扇の陰から覗かせ、静かにガッツポーズしつつ莫家を後にするのでした(潤色終わり)

これで謎の一つはスッキリ解消、第一話に還って丸く収まるという、ドラマのセオリー通りになるんでは?

あと金光瑶を殺っちゃった藍渙のメンタルも心配。聶宗主の復讐の道具にされて何のフォローもないなんてあまりに救いがない…藍忘機もうすうす聶宗主の不審な目線の怪しさに気づかないのか?意外とうっかり兄弟。

(ここから潤色→)雲深不知処に戻ってきた藍思追が温寧に剣の手ほどきを受けています。それをぼんやり眺めてちょっと表情が緩む藍渙でした(潤色終わり)

やっぱり藍渙の魂を救えるのは純粋無垢な若いエネルギー、ということでフォローしてみました。

 

とは言えこの3ヶ月文句なしに楽しかったし中国語辞典も久々開いたし通勤BGMは中国語の歌増えたし、何よりファンタジー妄想臨書という新たな書法を開拓できたし、陳情令ホントにありがとうー!

 

 

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