『尚食』見て臭豆腐を懐古する

『尚食』で珠玉の美食ラインナップに混じって「臭豆腐」が登場して二度見、三度見…

臭豆腐と言えば「小吃(=手頃で安価な軽食)」と言われる屋台スナックの代表格ですが、文字通り強烈くっさい。「地下鉄にテイクアウトの臭豆腐持ち込み禁止」みたいなルールもある、生命本能が警戒するクセ物です。しかし思い切って口に入れると世界が広がります。

夜市でカップルが食べてたりしていて、20年前初めて遭遇したときは「年頃の娘がよくもこんな…」と思ったけれど、気付けば自分も虜になり現地人ぶっておいしく食べてました。慣れって怖い。

劇中では油で揚げていましたが、より臭みも旨みもディープな煮るバージョンもあります。揚げ臭豆腐の方が臭みマイルドで初挑戦のハードルは低めです。

それにしてもまさかウー・ジンイェンさんが臭豆腐を揚げるシーンを見るとは思いもよらず、結びつかず…お好きなのでしょうか。

 

台北近郊に深坑という老街があり「臭豆腐の街」と記憶していましたが、調べたら本来は「豆腐の街」だったようです。最後に訪れたのは2004年で、垢抜けなくて雑然とした街並みでしたが、2012年に綺麗に観光地化したようです。(箸袋から推察するに店名は「六嬸婆食府」)

20年前のお値段です

店内から通りをのぞむ

 

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