宝塚星組ライブ配信『1789~バスティーユの恋人たち~』見ました

半年ぶりに宝塚歌劇ライブ配信見ました。

配信で見ると出演者名が画面テロップには表示されない、と何回見てもそのたびに新鮮に思い出してあたふたする超極浅のファンです、色々偉そうに言ってますすみません。

 

初めて見るロックミュージカル

『1789』という作品は以前、龍真咲さんがやっていたのは認識していましたが未見で、初めて見ました。実家は農家で父を権力側に殺されて上京したロナンが、革命を志す市民たちと行き違いありつつ仲間になり、その間に権力側がどんどん増税してとうとう武器を取れ!と闘争になり、そのさなかにバスティーユの門を破ったけれどロナン撃たれる、という小学生の感想文みたいなざっくり解釈ですが、あってるでしょうか。

ロックミュージカルというのも初めてだったのですが、歌はどれもカッコ良かったです。足を踏み鳴らすタップみたいだけどもっと民族舞踊的な力強さを感じるダンスとか、ボイスパーカッションとまではいかないけれど擬音語でリズムを取る歌とか、王道のクラシックなミュージカルもいいけれど、すごくスパイスが効いてる感じがしていいと思いました。

 

気になった人①:礼真琴さん、ますますスリムに・・・

力強い歌や鋭いダンスはもう間違いなく天下一品!というのは変わらずでした(何様)。でも立ち姿がきゅっと締まりすぎて体調万全なのだろうか・・・と休養宣言など色々鑑みて勘ぐってしまいました。もうほんとにムチで拷問とかやめてーーーと叫びたい。トップさんというのは本当に過酷なのでしょう。

 

気になった人②:野性味あふれる小桜ほのかさん

ロナンの妹ソレーヌ役は小桜ほのかさんという方で、お名前だけ聞いたことあり、もっと娘娘した感じかと思ったら歌がものすごく野性的というか魂ほとばしって熱い意志を感じて強烈な印象でした。

 

気になった人③:暁千星さんはなじんでいるのだろうかと親戚目線

いろんなブログでたくさんの方に暁千星さんの歌唱が評価されているのを見て、親戚のおばさん目線で「よかったわね~」と思ってましたが、実際に聞いて、ここに至るまでにどんな努力をされてきたのでしょう・・・と胸がいっぱいになりました。

 

音咲いつきさんのご挨拶に深い共感

『1789』で宝塚ご卒業される音咲いつきさん、退団者のご挨拶で「自分の気持ちを伝えるのが苦手な自分ですが、歌やダンスで表現できるのが(宝塚を)続けてきた理由だと思う」(←ニュアンス)とおっしゃっていました。

自分も気持ちを言葉にするのが苦手でありますが、書道を続けている理由が今日、音咲いつきさんに言葉にしてもらってすとんと腑に落ちました。音咲いつきさんのこれからを応援しています。

 

最後に私はよく知らないのですが、千秋楽には「星組パッション」という恒例のコールみたいなのをやっているそうです。それが今日、コロナ明けで久々に声出しできるよ!というタイミングだったそうで、礼真琴さんが「やりましょう!」と言った瞬間もう劇場中に響くようなお客さん方の歓声が画面越しに聞こえて、これはもう現地にいたら号泣必至だー!と思いました。同じ困難を乗り越えてきたんだ・・・と、千秋楽にたどり着く奇跡というか、幸いというか、ひしひしと伝わってきました。

千秋楽おめでとうございます

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