陳情令からシャオジャンさんのYouTubeを彷徨っていたときに、「呐喊」という歌にたどり着きました。
もう2年も前にアップされてたので今さら…かも。
これは2019年頃、台湾の歌手、アンジェラチャン（張韶涵）さんとシャオジャンさんが「我們的歌（私たちの歌）」という歌番組でデュエットしていた歌です。
この番組はざっくり訳すとベテラン歌手と若い歌手が組んで協力し合って歌合戦する、的なコンセプトで、2019年から2020年にかけて12回放送されたそう。会場は大きなアリーナでコンサートみたいでした。
この見た感じ1万人規模の会場で、力強いメロディをアンジェラさんとシャオジャンさんが畳み掛けるように重ねていきます。参加している歌手たちも会場も最高潮に盛り上がって黄色い歓声が鳴りやまず。二人のカッコよさと至高のハーモニーにズドーンと射抜かれて何人か倒れているんじゃなかろうか。私も現場にいたら卒倒しているかも…凄まじい破壊力です↓
ちなみに「呐喊」はもともとはアンジェラさんが2004年に台湾で発表した歌だそうで、原曲はちょっと原住民族ぽい旋律（台湾には現在16の原住民族がいます）で、立ち向かっていく強さ、気概を感じます。私はこちらも好きです。
2004年当時台湾の街中で、知り合いの台湾人が道ゆく人を「あの人、大陸人だよ」と中国大陸から来た人をなぜか見抜き、耳打ちしてきたのを覚えています。アンジェラさん、大陸の歌番組で大陸の歌手とデュエットして世界情勢的に、台湾人の心象を考えたときに大丈夫なのだろうか…芸術面の交流はまた別なのだろうか。シャオジャンさんに1mmも後ろ暗いところはなく、完全にとばっちりですが、ちょっと余計な心配をしてしまいました。
