『琅琊榜弐』最終回、見終わりました

『瓔珞』『軍師連盟』『琅琊榜弐』を日々帰宅後まとめて視聴していると、『琅琊榜弐』はいつもついつい後回しに…そして寝落ち。が、ラストスパートはだいぶ前のめりで見てしまいました。

 

50話を振り返ると、悲しいエピソードが多く、なんせ最初に登場した主要な人物があらかた亡くなるという…終始笛の音が重ーく響いてて一日の終わりに見ると疲労感が倍増・蓄積するような…号泣したいとか、涙活したいとか、そういう方にピッタリなのではと思いました。

 

前作の『琅琊榜』を見ていなくて、見ていたらまた違った感想になったかもしれませんが、

ラストは主演ぴんじんと林さんが手を取り合って自由を求めて駆けていく、というさわやかな画でしたが、

いやいやいや、

東海の企てをぴんじんが気づいて暴いて、いつその企てを敵が実行して攻め込んでくるか分からない中、ぽっと出の岳さんにあと託して未成年の陛下を置き去りにするという結末に、え?と思ってしまいました。

あと元啓が「どうして謀反したのか」というぴんじんとの問答で、録画を何回見返しても頭に入ってこず…息子が中学生のころ反抗期になんか良く分からない理屈と論点のすり替えで頭がカオスになった感覚がよみがえりました。

結局、私怨が敵国の思惑に利用されて、駒と知りつつも目先の野望を遂げちゃった、ということだろうか。

善側のキャラクターがみなかっこよくて忠誠心が高くて正義感強くて…と画一的だったのに対し、悪側は元啓にしろ皇后にしろ占い師にしろものすごくキャラが立っていて最期も印象的で、悪人を演出するのが素晴らしかったと思いました。

 

返す返すも残念だったのはぴんじんの投獄シーンがなかったこと・・・(←しつこい)獄につながれてやつれて下から元啓をにらみ上げるぴんじん、想像するだけで心震えます。惜しい…

PVアクセスランキング にほんブログ村