『琅琊榜弐』2巡目、中盤まで見ました

琅琊榜弐、前回比(1巡目)3割増しで話の筋を理解しながら視聴しています。

 

正直なところ、品行方正な長林王府の面々にわたくしどうも心寄せづらいというか・・・平章夫妻があまりに完璧すぎて共感に至らないというか・・・

外見も内面も非の打ち所がないカップルに私めは嫉妬を募らせ、気づけば我知らず敵方のほうに肩入れしております、今日この頃・・・本当に我ながら嘆かわしい。

肩入れした結果、やや濮陽櫻寄りに視聴し、以前のエントリーでは「濮陽櫻は琅琊榜弐における梅長蘇ではないか」という炎上しかねない(←自意識過剰)暴論吐いてしまいましたが・・・やはり誤りでした、とここで撤回させていただきます。

濮陽櫻、夜秦(梁の属国で滅亡した)の生き残りの皆さんを統括し、梁のアキレス腱となりそうな各所に同胞を送り込み、着々と下地を固めて復讐の時を待ったのは本当に素晴らしい実績でした。それなのに、いざ復讐を実行に移してみると「予想外」「想定外」「不測の事態」と言い訳のオンパレード。梅長蘇が一度でも「想定外であった…」なんて言ったでしょうか。詰めの甘さが際立ちます。

加えて内閣総取締役の荀白水に「国師になりたい」と打ち明けていたので、復讐の一方で権力も手中に収めて栄華を極めたいのか、と思いきや、疫病をばら撒いて自身も破滅に向かって一直線という。結局、国師っちゅーのもその日の気分で発言してみました♪ということだったのか・・・

こんなテキトーな人つかまえて「第2の梅…(もはや名前を書くことすら畏れ多い)」なんて・・・所詮ラスボスにはなりえないそこまでの人でした。

 

となれば注目すべきは元啓でしょうか。1巡目はながら見で話の筋が分かってない上に、常に迷子の子羊みたいな元啓の頼りなげな顔に先入観フィルターがかかって、元啓の本質を見逃していた気がします。

ぷーやんは元啓の復讐心を煽るためのアイテムとして、元啓母に強要して遺言書を書かせましたが、元啓は悲しみを押し殺してその遺言書を密かに持ち続け、時を見て蕭平章にカミングアウトして平章の疑心を解くアイテムとして流用しました。そんな人の心理を巧みについちゃう子だったなんて・・・元啓、恐ろしい子

ということで二巡目だけど初見のような新鮮な気持ちで元啓に注視して視聴していきたいと思います。

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