『琅琊榜弐』二巡目、見ています

BSテレ東で再放送している『琅琊榜弐』、神妙な心構えで見ています。

※ネタバレか否か気にしておりません。

 

1巡目見たのは今年の夏でした。そのときは元祖『琅琊榜』シーズン1未見だったし、ながら見で(←不届き者)エンジンがかかりきらないまま終わってしまいました。2巡目の今回は情報を見逃さないように字幕から目を切らさないように見ています。

その結果、元啓が謀反の旗頭に利用される、というのをもう10話前後であの怪しい祈祷師ぷーやんいんが画策していたことを今さら知りました。そんな早々にラストへの道しるべが示されていたのですね・・・聞き逃したのは私めの落ち度です。

それにしても「腰を据えてじっくり数年かけて実行していく」というぷーやんのこのスタンスってどこかで見た気が・・・強い執念を持続し、回りを駒にしながら悲願を成就する・・・

おぅ?これはあの元祖『琅琊榜』梅長蘇に通じるスタンスではないでしょうか。

もちろん、善悪とか正義とか削ぎ落としてあくまでも人の性という側面だけの意味ですが、「梅長蘇とぷーやんを一緒にするな」と『琅琊榜』を深く理解している方々に怒られそうですのでこれ以上は自重します。

他にも1と重ねながら見たいものと言えば「先帝」です。『琅琊榜弐』で「先帝」とくれば「あー、靖王のことね」と顔が思い浮かぶので非常に感慨深かったです。この点はシーズン1を見ているのといないのとでは格段に差が大きく、やはり私は1を見てからぜひ2を、と推奨したいです。

 

ところで中国ドラマに登場する文書は紙であれ木簡であれ、さすが本場!とその書の筆跡にその都度心動かされますが、『琅琊榜弐』に限っては「一体どうした…」と二度見してしまいました。

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・・・ヘタウマ?と最初思ってしまいました。

実は木簡の時代にはこのような隷書があったそうです。

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↑今年臨書しました。芸術としての書ではなく、木簡に書かれた実務的な書だそうです。「墨淄侯」の「侯」の字がたまたまありました。ちょっとすっとぼけた感じがして好きです。

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