中国後宮アニメ『薬屋のひとりごと』見ています

中国後宮を舞台にしたアニメです。

こちらは「舞台が中国だから好きなんじゃないの?」と家族が勧めてくれたもので、もともとは小説、漫画が原作のようです。

kusuriyanohitorigoto.jp

中国ドラマをここ2年ほど持続して視聴しているという、変な自負が良くない方に働き、「いやいやーこの主従関係はおかしいでしょ」とか「中国ドラマ的にはこんな策略も何もないただの善意なんてあり得ない!」と策略に蝕まれ完全にマヒした中国ドラマ脳思考で上から目線なツッコミが止まらず家族から白い眼を注がれ(日向夏先生とファンの方すみません)・・・深く反省しています。

 

ざっくりとしたあらすじは、人買いにさらわれた主人公猫猫(まおまお)という少女が後宮に売り飛ばされ、家業で身につけた薬や医療の知識を活かしながら妃嬪の侍女に出世して毒見役として活躍する、というお話です。

字面だけ見るとかの名プロデューサー于正さんが手がけそうなストーリーです。舞台は紫禁城っぽいけれど「木簡」が出てきたりして時代不明です。

 

ヒロインの猫猫、とても醒めていて愛想もなく出世欲もなく美しい宦官にも靡かない(=色恋に惑わされない)。しかし知識は深く唯一目が輝くのが毒や酒、冬虫夏草を前にしたときのみというザ・理系な娘で、こういう風に自分の強みを職にして媚びない生き様がうらやましく感じました。

家族は父娘二人きりだけど、妓楼の豊満ボディなお姐さんたちに可愛がられ遣り手婆に愛の鞭振るわれ、実家以外にも居場所があって、豊かではないが恵まれた環境だなーとその点もうらやましかったです。

 

科学的な根拠に基づいて解明するミステリーで、よく中国ドラマ視聴で言われる「最初の5話を頑張って乗り越えろ」みたいな試練がなく、すっと入っていけました(日本人制作だし)。ついつい後宮のドロドロした嫉妬や陰謀を求めてしまう私めですが、テーマはそれではないのでやや淡白と言うか・・・まだアニメは続いているので見ます。

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