『琅琊榜弐』いまだ清廉な主役カップルにやきもきする41話

投獄されてやつれたら絶対グッとくるはず!と主演ぴんじんの投獄を心待ちにしております(←投獄フェチ)。皇帝の詔を無視した罪を追及されて絶好のチャンス到来!だったのにまたしても協力的な家族によって投獄の機会を逸しました。兄嫁カッコいいけどさー。

 

父の長林王が亡くなり、長林軍解散となって離散したぴんじんの一族。

琅琊閣に身を寄せて喪に服しながら世俗との関りを断って修行するぴんじんですが、笑顔が戻り、生き生きしていて「いろいろあったけど、またこんな笑えるようになって、世俗を離れて結果よかったね」という気持ちです。

そして自分の意志で動いてるんだか駒になっているんだか自分でも良く分かってなさそうな顔した莱陽王の元啓、残り話数から考えてラスボスなのでしょうか?いつも顔が心許ない感じでアナタ大丈夫なの?(←デヴィ夫人風)って母性をくすぐられます。

41話ではそんな元啓が琅琊閣を訪れて、ぴんじんと腹の探り合いをしていました。言葉の刃が触れ合う音が聞こえるような緊迫感でした。

ぴんじんに「俺たちも結婚するんだ」と結婚の話題を急に振られてダシにされた林さん、それを聞いても顔色一つ変えず、あとで「さっきは元啓を油断させるためにそう言ったんだ」みたいな弁解をぴんじんがしてもしなくても怒りもしない。

普通のドラマだったら

女「へ?聞いてないわよ、急に何よ」

男「いいだろ、許嫁なんだし」

とかドタバタして、後で

男「さっきはゴメン」

女「人を何だと思ってるのよ!どうせあなたは最初から(くどくど)」

みたいな展開がありがちだけど、何にも聞かない林さんがぴんじんをどう思っているのか…

私には林さんがぴんじんの主治医兼心理カウンセラーにしか見えないっす…情はあるけどそこに愛はあるんかい??

一方のぴんじんもダシにした理由も告げず「ごめん」と置き去りにして、心はすでにここにあらず状態。

でも林さんも医道に命捧げているから、お互いベクトルの向きが違ったままどちらかがどちらかに追いすがることもなく、週末婚の共働きカップルみたいでこれはこれでバランスが取れてるのかもしれない…と思いました。

苦労を重ねて老成して達観してしまった林さん、ちょっと妬くとかくどくど嫌味を言うとか、そういうお姿は今後も見られないのだろうか…

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